モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~

「落ち着きなさい!」


お医者さんの声が鳴り響いた



一瞬にして、病室は静かになった



「何があったか知らないが、ここは病院だ。他の人に迷惑をかけないでくれ。」


そう言い放ってお医者さんは、出て行った



ふと、我に還ると床一面に花瓶の破片が散らばってた



「私…片付けますから。」



モヤシ女は、ほうきを片手に散らばってる床を掃除し始めた


「…ごめん。」