モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~

大事な時に、一体俺は何やってんだよ




「俺は、ここで何やってんだよー!!」


ワケが分からず叫んだ



大きな声を出したら、骨が折れてしまう体、でもそんなの今は関係なかった



ただ、自分の不甲斐なさに腹が立つ…



「くそー!くそー!」


周りにあった、花瓶も、枕も、何もかも、投げ飛ばした



ものすごい音と共に、俺も泣いていた