顔立ちも可愛いし。
「うん、良く似合うよ」
「ホント? どれを買おっかな?」
店内にいる女の子達の視線も、彼に向けられる。
でも本当の性別を知らないことを思うと、ちょっと不憫。
…まあ元々、彼がこうなったのはアタシのせいなんだけどね。
幼い頃、それこそ小学生に上がる前まで、彼は普通の男の子の格好をしていた。
まあその頃から彼は可愛かったけど、こういう格好は一切していなかった。
そんな彼に、ある日、こう言われた。
「あのね! ボク、将来キミのお嫁さんになりたいんだ!」
…今思うと、ツッコミどころがある告白だったな。
けれどアタシも幼くて、ただ単純に『結婚すること』として受け止めた。
告白されたことは分かっていた。
彼のことは確かに気になっていたから、アタシはつい、
「うん…分かった。じゃあ大きくなったら、アタシのお嫁さんになってね」
……と答えてしまった。
その後、お互い小学校に上がると忙しくなって、会うことがなかった。
「うん、良く似合うよ」
「ホント? どれを買おっかな?」
店内にいる女の子達の視線も、彼に向けられる。
でも本当の性別を知らないことを思うと、ちょっと不憫。
…まあ元々、彼がこうなったのはアタシのせいなんだけどね。
幼い頃、それこそ小学生に上がる前まで、彼は普通の男の子の格好をしていた。
まあその頃から彼は可愛かったけど、こういう格好は一切していなかった。
そんな彼に、ある日、こう言われた。
「あのね! ボク、将来キミのお嫁さんになりたいんだ!」
…今思うと、ツッコミどころがある告白だったな。
けれどアタシも幼くて、ただ単純に『結婚すること』として受け止めた。
告白されたことは分かっていた。
彼のことは確かに気になっていたから、アタシはつい、
「うん…分かった。じゃあ大きくなったら、アタシのお嫁さんになってね」
……と答えてしまった。
その後、お互い小学校に上がると忙しくなって、会うことがなかった。

