あたしには幼馴染の男がいる。
出来が良くて、格好良くて、モテる。
…けど、あまりあたしはこの幼馴染が好きではない。
同じ歳で、しっかりしすぎて、あたしの面倒まで見てくれる。
でもいくら何でも、20歳を越えたら、ちょっと変わるもんじゃないだろうか?
などと思いながら、あたしは食器を洗っている幼馴染に声をかける。
「…ねぇ、何か甘い物食べたい」
「今、夕飯を食べたばかりだろう? それにデザートにコーヒーゼリーを食べたし」
…そう。つい30分ほど前まで、あたしはコイツと夕飯を食べていた。
コイツは手料理が上手で、今日もクリームパスタとフルーツサラダ、コーヒーゼリーまで作った。
美味しく頂いたけれど…。
「コーヒーゼリーってあんまり甘くないもん。生クリーム余っているなら、それ使ってなんか作ってよ」
「ったく…。太ったって知らないぞ?」
そう言いつつ、冷蔵庫を見始めるから、作る気満々だ…。
出来が良くて、格好良くて、モテる。
…けど、あまりあたしはこの幼馴染が好きではない。
同じ歳で、しっかりしすぎて、あたしの面倒まで見てくれる。
でもいくら何でも、20歳を越えたら、ちょっと変わるもんじゃないだろうか?
などと思いながら、あたしは食器を洗っている幼馴染に声をかける。
「…ねぇ、何か甘い物食べたい」
「今、夕飯を食べたばかりだろう? それにデザートにコーヒーゼリーを食べたし」
…そう。つい30分ほど前まで、あたしはコイツと夕飯を食べていた。
コイツは手料理が上手で、今日もクリームパスタとフルーツサラダ、コーヒーゼリーまで作った。
美味しく頂いたけれど…。
「コーヒーゼリーってあんまり甘くないもん。生クリーム余っているなら、それ使ってなんか作ってよ」
「ったく…。太ったって知らないぞ?」
そう言いつつ、冷蔵庫を見始めるから、作る気満々だ…。