「……春菜っ‼」 ここで終わりなのはなんか寂しくて、衝動的に呼び止めてしまった。 春菜はそんな俺に驚いたのか、びっくりした顔で振り返る。 ただ、呼び止めただけでなにを言うかは考えてなかったのでしばらく間が空いた。 先に、言葉を発したのは春菜だった。 「日向、どうしたの? 私、お母さんが待ってるから早く家に入らなきゃ。」 「……携帯! よかったら、メアド教えてよ。」