やさしい手を僕に下さい

「私…」

彼女はそのまま

何も言えなくなって


実習の迎えのバスに乗った。


落ち込んでいたのは

彼もいっしょだった。

話す事

いっぱいあったのに

手を振る事さえできなかった。