チリーン・・・・チリーン・・・・・・ どこから聞こえているか分からない鈴の音が、陽向にはたまらなく気になった。 チリーン・・・・チリーン・・・・・ 鈴の音は絶えなく聞こえる。 まるでこの鈴の音が陽向を呼んでいるようだった。 .