ひだまりシュガー2 ~イケメン達との恋と友情~






「そういうわけなんだ」



話し終えた後。





「そんなの嘘だ・・・・・・」





優雅が、震えた声でそう言った。



純粋な優雅は、信じられなかったようだ。




全部話してしまったことを後悔してしまうくらいに、悲しい表情をしていた。








「ユッキーはそんな子じゃないだろ?」





優雅の質問に、私も亜沙子もうつむくことしかできなかった。






「悟は、本気でユッキーのこと好きになってるんだよ。今度の恋は本物だって俺にも言ってた」





「そうだよね。ユッキーと両想いだって思ってると思うし」




「だよね」





3人のため息が、綺麗な夕焼け空に消えて行った。