その日の放課後、公園で話をすることになった。 「今日はカラオケじゃないの?」 優雅は不思議そうに私達を見た。 「うん、真剣な相談なんだぁ」 そう言った後に、私は亜沙子の隣に立ち、深呼吸をした。 そして、ユッキーのことを話し始めた。 何も言わずに黙ったまま私の話を聞いていた優雅。 話しながら、やっぱり綺麗な顔立ちだなぁ、 なんて感じている私がいた。 優雅は、驚いた顔もせずに静かに時々頷いていた。