小早川と亜沙子は、学祭の日にふたりで話すことができた。 ふたりきりの教室で、久しぶりのキスをした。 それを聞いて、大興奮した私。 ドラマみたい。 本当に良かった。 そこで、小早川は言った。 よくぞ、言った。 「卒業するまで待っていて欲しい」と。 卒業後の約束ができたことで、亜沙子も勉強に専念することができた。 私も一安心。 きっと一生忘れられないキスになるね。 ふたりにとって、宝物のようなキス。