「ごめんな。勝手にそんなことをして」
「ううん。小早川先生が学校に戻れたのは王子のおかげだったんだぁ」
「陽菜に話すと、きっと“私が解決するから大丈夫”って言うと思ったんだ。だから、内緒で動いた」
「ありがとう」
まだ手は繋がれたまま。
カキ氷が溶けちゃうよ。
「俺達の愛は、溶けない」
そんなキザなセリフを言う王子が、大好きだ。
「うん!溶けない!絶対に溶けないよね」
「陽菜が俺を信じてくれなきゃ溶けるかもな」
「信じる!!」
「でも、逃げたしなぁ・・・・・・」
「ごめん!!」
「俺の手を振り払ったしなぁ・・・・・・」
「ごめんなさい」
「ショックだったなぁ、俺」

