山田は、かっこつけて天井を見上げて息を吐いた。
「全部バレてるのはわかってたけど、弱い自分を見せたくなかった。優雅や佐藤達と一緒にいると、弱音を吐いてしまいそうだったし」
「何言ってんの?友達は、弱音吐くためにいるんだよ!!バカだ~!!あんたは」
「そっか。そうか・・・・・・」
椅子に腰掛けた山田が机に顔を押し付けるようにして。
きっと・・・・・・泣いていた。
涙は見せなかったけど。
泣いていた。
私は、その場にいることしかできなかったけど、心の中で山田を抱きしめた。
頑張ったね。
山田、辛かったね。

