「悠!も~アンタもサボり?」

「まぁ・・・」


眠そうにそう言う『ユウ』に釘付けになってしまった。



クリーム色の髪に少し高めの背。

幼さが残る綺麗な顔に透き通るような声・・・



私は『ユウ』をガン見していたため、目が合ってしまったのだが急すぎて私はすぐに目をそらしてしまった。



あぁ・・・やっちゃったぁ・・・
ニコっとかやればよかったあぁぁぁ!!!


でもきっと私・・・真っ赤になってるよね・・・////


「まぁいいや!叶愛行こっ」

「あ・・・う・・・うん」


ちょっと残念・・・もっと見てたかったなぁ・・・


私たちは若干あの人が見えるところに座り、話し始めた。


でも、私はあの人が気になり話どころではなかった。