「う、うん……。」
あたしが答えると恭ちゃんは目を細めじっと見つめてくる。
そしてそのまま沈黙が流れた。
なんか…恭ちゃん怖い顔してる。
やっぱあたしなんか場違いだし変かなぁ…。
「あ、あの…ごめん…似合わないよね。」
「いや。そんなことない。よく、似合ってると思う。」
そう言って恭ちゃんは頭に手を置いてくれた。
「どっかの姫かと間違えたくらいだ。」と小声で付け足しながら。
今……姫って……//
なんか照れる//
一気にほっぺたが熱くなる。
恭ちゃんの一言でパーティーへの不安が吹っ飛ぶとかあたしってほんと単純だなぁ。

