お仕置きしてやろうか?~ご主人様は俺様王子~


「あぁ…約束するよ、今度こそ…絶対に」


桐生が答えると、あたし達はもう一度三人で微笑みあった。





────嬉しいときも辛いときもいつだって傍にいてくれた大切な友達




そして


「萌、お前は来栖家の期待の星だよっ」


「こんな素敵な人と結婚してくれるなんてママは感激よっ」


涙を流しながら大騒ぎするのはあたしのパパとママ。


「ちょっと…恥ずかしいからそんなに騒がないでよっ!!」


あたしがそう言っているというのに


「一ノ宮様、ほんとにありがとうございます。萌のことをよろしく頼みます」


パパといったら皆の目の前で桐生に土下座している。


「ちょっ…パパっ!!!」


ほんとにほんとに恥ずかしい…


顔から火が出るような思いでその様子を見つめていると桐生が柔らかく微笑んだ。


「顔を上げてください…。むしろ感謝するのは俺の方です」


桐生……