「うるせーよ」
容赦ないミサトの言葉にも恭ちゃんは余裕の笑みを見せた。
「それに…」
そう言いかけて恭ちゃんは教会の遥か向こうの青空を仰ぐ。
「俺は好きな人が笑顔でいてくれればそれでいいから」
その優しい微笑みは今までになく綺麗なものに見えた。
「なっ」と同意を求めるように恭ちゃんがあたし達の元へ来る。
「桐生、…萌っ」
そして二人の名前を呼んだと思うと
「二人とも、愛してんぞっ!!」
「わっ」
満面の笑みであたしと桐生の肩に抱きついた。
「だから…幸せになれよっ」
恭ちゃんはあたしと桐生にとってこれからもずっと大きな存在であり続けると思う。
恭ちゃん…いつもいつもありがとう。

