でも、友ちゃんの優しさに余計に涙が止まらなくなる。
「うぅ、友ちゃーん…!!」
思い切って抱きつく。
「あぁ、もううざいなあ。今日だけだよ」
友ちゃんは苦笑いしつつも優しく頭を撫でてくれた。
「ほら花嫁、新郎が嫉妬してるぞ」
「えっ」
振り向くと笑顔の恭ちゃんと鬼の形相をした桐生。
「わわ、ごめんっ」
手を合わせながら桐生の元へ戻ろうとすると
「隙あり~」
ミサトに横から抱きつかれた。
「ミサトっ…」
「ふふふ、萌もついにこの日がきたねっ!!おめでとう!」
ミサトが満面の笑みで祝福してくれる。
「あ、ありがとっ」

