「あ…」 それは桐生がくれた指輪のネックレスだった。 桐生はクスッと笑いながらそれを手に取る。 そして耳元で囁いた。 「お仕置き何にするか決めた。てか元々こうするつもりだったけどな」 そしてあたしの腕を掴んで壁に押し付ける。 「き、桐生っ…//// 」 いきなりの行動にあたしの頭はパニックになるけど桐生はいつもみたいに襲ってこなかった。 代わりに桐生はあたしの手を取った。 そして器用に片手で指輪のチェーンを外すとその一つをもう片方の手に取る。 「一回しか言わないから、ちゃんと聞けよ」