「や、桐生待って…//」 「ダメ、待たない」 止めようと手を伸ばすけどその手は桐生の手に絡められ頭の横に置かれた。 うぅ…// 恥ずかしくて死んでしまいそう//// でも… あたしを見つめる桐生の瞳があまりに優しいから何も言えなかった。 「好きだよ、萌」 「あたしも好きっ…んっ」 深い口づけに酔いしれて その夜は 甘く切ない 世界で一番幸せな夜を過ごした。