「ははは…。」 さすが友ちゃん。 冷たさに関しては天下一品。 「じゃ、あたし購買行ってくる。」 「え、こんな朝から!?」 「うん。」 そう言って友ちゃんは行ってしまった。 うそ…、友ちゃーん!!! 頼みの綱の彼女に見放されあたしはどうしたらいいんでしょうか? うぅ…桐生のばか… こっちの身にもなってみろってーの! 桐生なんか大っ嫌いだー!!! あたしは心の中でそれだけを永遠にリピートし続けていた。 ……その後のあたしがどんな目にあったかなんて想像するまでもない。