どきっ…!! 「も、もう!!」 真っ赤になる顔を隠すように桐生の腕に顔を埋めた。 不意打ちで甘いこと言うんだから…// 恥ずかしいけどそういう風に考えてくれてるならちょっとうれしい。 今日は恋人になってから初めて迎えるクリスマスイヴ。 そして 二人で過ごす、最後のクリスマスイヴ… そう考えるだけで涙が出そうになる。 でも、伝えるって決めたんだ。 今日のこの… 特別な日に。