『玄関で待ってる。』 絵文字ひとつもないそのメールは恋人っぽさのカケラもない。 でもそれでさえも顔がほころんでしまう。 「何ニヤニヤして~!!相手は桐生~?」 ぎっくぅ!! 「そ、そうだけどっ…!!」 答えた瞬間カアッと一気に顔が熱くなる。 流石ミサト…鋭さも健在。 あたしの反応を見てミサトは「ラブラブなんだからぁっ♪」と肘を押し付けてくる。 なんかこういうのって恥ずかしい//