「恭ちゃん…?」 今…なんて…。 心臓がドキンと高鳴る。 あたしが呆然と見つめたままなのに気がついたのか恭ちゃんが柔らかくほほ笑んだ。 「ん、ああ、なんでもないよ。それより夜までにやれるところやっちゃおうぜ。」 そう言ってそのまま数学の参考書を取り出す。 さっきの言葉が気になるけど とにかく、やらなきゃ!!! ――――・・・ テストまであと3日です。 勉強会はその後毎晩何時間も行われています。 二人のご指導の成果もあり、あたしの頭はどんどんよく …なってませーん(涙)