「どうして…
なんで、会えないの…」
「あなた…」
「ヨシのお母さん…!
お願いします!
会わせてください!
どうしてヨシとあたしは
もう会えないんですか!?
ヨシに、
会いたい…」
「あなた…!
嫌がらせのつもり!?
ふざけないでちょうだい!」
「ふざけてなんかいません!
ヨシは…
ヨシはどこ…!?」
「しらじらしいわね!
いい加減にして!!
あなたのせいで
佳久は死んだというのに!!」
「え…
死……?」
「どうして、
どうしてあの子が…!
…全て、
あなたのせいよ。
あなたと出会わなければ、
あなたが佳久を
たぶらかしたりしなければ、
佳久はこんなことには
ならなかった。
佳久が死んだのは
あなたのせいよ!
あなたが殺したの!!」
「あ、あたし……」
「やっぱり交際なんて
許すんじゃなかったわ…!」

