恋の魔法。










「…でね、
サオリに話したんだよ!
すごく祝福してくれた!」

『へー。
やっぱ、認めて
もらえるのって
嬉しいもんだな』

「うん。あたしも
話して良かったって
思ったよ。
近いうちにもちゃんと
ミカにも話すから」

『おー。
ありがとな。
でも無理はすんなよ』

「うん、大丈夫!
でも何で急に
電話なんか…」

『…だめ?』

「えっ?」

『学校で話せない分
電話したいなー、と思って
塾終わってソッコーで
かけたんだけど…
用事もないのに
電話したらダメ?』

「や…えっと…
嬉しい、です//」

『ん//
つーわけでちょっと
窓開けてみて?』

「え?窓…?」











まさか…!