恋の魔法。









「…そんなわけで
黙っててごめん…」

「いいよそんなの!
それよりおめでとう!
あの早水君を
捕まえるなんてね~」

「ありがと//
それで、やっぱり
ミカにも言わなくちゃ
って思って…」

「そうだね…。
ま、あたしからも
ちょっと機会狙って
みるからさ。
今日はとりあえず
やめとこうか」

「うん、わかった。
サオリがいてくれて
良かった…」

「ちょ!ちょっと
なに泣いてんのよ~!
そんなしんみりしないでさ!
どーゆうイキサツで
付き合ったのかとかも
詳しく教えなさいよ~」

「えーっ//
えっと、あれからね…」














サオリと話してて思った。







あたしは一人じゃない。











ヨシももちろんいるけど、
サオリっていう
こんなに優しい
友達がちゃんといたんだ。







あたしは幸せ者だ。