恋の魔法。









「バーカ。
由梨のことは
何でもわかるよ。
由梨がオレを
知らない時から、
ずっと見てたんだから…」

「で、でも…塾…
お母さんにも
言われたのに…」

「今の聞いてたでしょ?
補習してもらうから
大丈夫だって」

「だけどそれじゃ
ヨシが疲れちゃうのに…」

「いいんだって!
オレは由梨に
笑って欲しいって
言ったでしょ?
由梨は人の心配ばっか
しすぎなんだよ。
もうちょっと
わがまま言えばいいのに」











そう言ってヨシは
あたしの頭を
ポンポンとなでた。







これは…反則だ///












「オレプリクラ初めてだ!
どんなポーズするの?」

「えっと、別に
ピースしとけば
いいんじゃないかな」

「ふーん…」














カシャッ













カシャッ














カシャッ