恋の魔法。







「よ…ヨシ?」

「由梨…」











そのままゆっくり
早水君の顔が近づいてきて、





唇が重なった。









最初は触れるだけ。



そのあと段々深くなる。












「んっ…
早水君…」

「だめ。
ヨシ、でしょ?」

「ちょっ…」











言い直す隙も
与えられないくらい
何度も何度も
唇を求められる。








深く激しいキスに、
段々あたしの思考は
真っ白になっていく。





気づけばあたしは
すっかりじゅうたんに
仰向けの状態になっていて、
上からヨシが優しく
見下ろしていた。











「由梨…
かわいい」

「ま、待って…」











そのままヨシは
またキスを落として
ゆっくりと唇を
首筋…鎖骨へ移動させる。













ま、待って…
これ以上はさすがに…!