目、覚ませよ。 『…』 どんなに願っても、麗桜の髪と同じ色をした、長い睫毛は、持ち上がる様子はみられない。 「……まだ、ダメか。」 ボソッと拓真がさびしそうに呟く。 「……んじゃ、俺等また、学校行くけど。蓮はどうする?」 「……傍についてる。」 「……そう。無理しないでね。」 爽達は、病室を出て行った。