「あ、寮の部屋は507な! 2人部屋だけど……大丈夫だろ!」 と言って鍵を渡された。 大丈夫だけど。 何か、優しさとか無いのかよ。 「クラスは、1-Sだ!」 んぁ? 『Sぅ?!」 「んとな、 容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、大きな家柄 などなどが入れる特別クラスだ☆」 ふーん。 「麗桜は全部当てはまるけど、 頭脳明晰だよ。」 いやいや、あてはまんねーけど。 ん? 「此処だから。呼んだら入って来い。」 『ん。』 お、柄にもなく少し緊張して来たぞ。