鈍感王子にご注意を


「わっ私ね...和也にプロポーズ
されたとき即答したじゃん?」

「あっ、ああ─。」



『俺と...結婚してください。』

『っっ...///はい─っ。///』



思い出すと少し照れる。

「そっそれが?」

「あんな即答しちゃってよかったのかなーって
思うんだけど。」

は─!?

「どういう意味だよ!」

「そういう意味じゃなくて。なんか和也
私のことすぐいじめるから不安に
なってきちゃったんだもん。
隠し事とかすぐするし。」

「隠し事?」

「高2のときの1年記念の日!」

「あー、あの事か!」

「そうだよっッ!」


玲奈はあの話になるとすぐキレる。


でもまだあの話には続きがあって...