鈍感王子にご注意を


和也Side

笹野から玲奈が具合悪そうだと
言われた俺はすぐさま
玲奈にかけつけた。

俺は玲奈のでこに手を置く

「だっ大丈夫だもん。」

玲奈は顔を少し赤くして俺の手を
はらいのけた。

「おい、真っ赤じゃねえか。やっぱ
熱でもあるんじゃねえの?」

「だっ大丈夫、大丈夫。」

「あ、お前太ったんじゃね?」

玲奈は眉を寄せて俺を睨みつける。
少しでも緊張ほぐすために
いったんだけどな.....

「太ってませんーだ!今日結婚
するっていうのに最ッ低!」

玲奈はこぶしをつくる。

「いや、そういうわけじゃねえって!
まー、太ってても俺は愛せる自信
あるぜ?「うっさい!」

「.....そんなこといってこの後
指輪入んなかったらどうすんの?」

「っっ.....そっそんな太ったかな?」

玲奈は鏡の前で自分を見つめる。
そんな玲奈が可愛くて俺は後ろから
抱きしめた。

「なっ何よ///いきなり...」

「だって玲奈可愛いんだもん♪」

「っっ///」

「ほら、すぐ赤くなるしな♪」

だからつい...いじめてしまう。