鈍感王子にご注意を


誠Side

今日の恵美ちゃんは...露出しすぎだ!
何なんだ...?///
こっこの格好は。
いつもの恵美ちゃんらしくない。
恵美ちゃんはいつも清楚なカンジの
服を着て...メイクもピンク系で
薄いメイクなのに...今日はバッチリメイク
しているし.....

どうしたんだ...?

さすがに周りの男からの視線多すぎだろ!

「ごゆっくりどうぞー。」

俺は抹茶ラテを飲む。

「っ─!.....ゲホッゲホ...。」

「だっ大丈夫?誠くんっ!」

「おっ.....おう。」

気管に入った.....。
恵美ちゃんは優しく俺の背中をなでる。

恵美ちゃんの服をこうやってあらためて
近くで見ても...恵美ちゃんらしくねえ。
所々穴があいていて白い肌が見える。

何でそんな格好してきたんだよ...。

「落ち着いた?」

「.....ああ。恵美ちゃん...今日どうしたの?」

「.....へ?」

不思議そうな顔をする恵美ちゃん。

「いや...その.....やっぱ何でもねえや。」

「そう...。」

やっぱり周りの視線がイラつく。

「飲み終わった?」

「え?うん...。」

「したら帰らない?」

「へ.....?」