鈍感王子にご注意を


『今玲奈ちゃんと一緒にいるのか?』

「えっ?うっう「今から私は用事あるから
恵美1人になるよーん♪」

えええええ!?

『あ、まぢで!?だったら恵美ちゃん
今から会えない?』

「えっと...いっ今!?」

『うん。だめ...かな?』

誠くんには会いたいけどこの格好って...

「恵美は今からいけるよー♪
〇〇カフェでもいい?うん、じゃーね。」

─ブチッ

「れっ玲奈ちゃん!」

何で玲奈ちゃんが勝手に誠くんと私の
約束をしてるのよ!

「さ、カフェまで送るよ♪恵美途中で
着替えそうだしね♪綾乃。車
出してもらえるー?」

「オッケー♪」

なっなっ何で!?

「じゃ、行きますか♪」

「ちょっとー!」


─────カフェの前にて。

「やっぱさ、恵美ちゃんはあんな電話の
様子だと色気が足りないよ。」

「う.....。」

「そうそう。恵美はやっぱ
子供っぽいとこがあるんだね。」

綾乃さんと玲奈ちゃんからの私への
集中攻撃...。

何で.....?