「歳三さん、これって…」 訳が分からなくて、歳三さんを仰ぎ見た。 「お前のために俺が誂えたんだよ。どうだ、驚いたか?」 驚いたも何も、私はまだ状況が理解出来ていない。 何故、白無垢が…? 「お前に似合いそうだろ?これを見つけるまで苦労したぜ」 どうやら、最近彼の外出が多かったのはこれを探していたかららしい。