足音がしない。




まさか、幽霊!?




「ぁ…、あぁ…」




その類が苦手な私はその場から逃げようとした。




でも、恐怖からか足が動かない。




そうこうしているうちに妖しい光はだんだんと私に近付いて来る。




「い…、嫌…。誰か助けて…っ」




歳三さん…ッ!




私はその場に座り込み、彼に助けを求めた。