悠久の祈り -春宵夢想-



私は疑問符を浮かべながら、拓眞を歳三さんに渡した。




「軽ッ」




拓眞のあまりの軽さに彼は驚いていた。




でも、拓眞を抱いている歳三さんは嬉しそうだ。




しばらくすると、彼は満足したのか、拓眞を夏依さんに渡した。




翔馬はやっと解放された拓眞を見ると、自分も抱っこしたいと言い出した。