キミに送る約束~空に向かって~


「店長...あの「あなた、自分が何を
したかは分かっているわね?」

「はっはぃ.....。」

「このお店には、沢山のお客さまが来るわ。
少し変わった人だっている。
でもあたしたちはそのお客さまを
受け入れなければならないの。
あのお客さまも確かにヒドいわ。
だからってね、姫宮さん。あなたは
この店の一員なの。あなたたちの行動
1つ1つでお店の雰囲気だって
評判だって変わるのよ。」

「すみま.....せん。」

「.....姫宮さん。あなた少しの間
店休んでくれるかしら?」

「えっ!?あの、あたし「あなたは
とってはいけない行動をしたのよ。」


だめな...行動?


「店長、分かり「店長!店長ちゃんと
知ってるんですか!?」

「岸本さん。今はあなたは関係ないわ。
戻りなさい!」

「いやです!心愛先輩は悪くありません!
心愛先輩はあたしを助けてくれたんですよ。
なのにどうして心愛先輩が...
だったらあたしに罰をください!」


梓ちゃんはまっすぐ店長に視線を送る。
店長は少し悩んでからあたしを見た。


「...今回だけよ。これからはもうあんな行動は
とらないでね。いい?あういうことがあったら
すぐに私を呼んでくださいね。」

「はい。すいませんでした。」


梓ちゃんとあたしは頭を店長に
下げた。


「分かったからもうあなたたちは帰って
大丈夫よ。ほら、暗いから早く帰りなさいよ。」



店長は少し苦笑いをあたしたちにむけて
出て行った。


───「すみません!先輩、あたしのせいですよね!」