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【昨日電話くれた?ごめん。気づかなかった。
寝てたのかもしれねーや。
いつも通り大丈夫でしたっ♪イェイ!
じゃ、今日も一日お互い頑張りましょう!】
「はあー.....」
「ん?それは愛しの慧くんからの
メールっかな?」
「ちっ千尋!?」
あたしはすぐ携帯をポケットに隠した。
「あー!隠さなくたっていいじゃん!
検査大丈夫だったの?良かったねー。」
「うん.....良かったよ。」
「.....心愛。何かあった?」
「へ!?べっ別に?」
「そっか。じゃあ今から一緒に購買いこ♪」
「え?」
「今日は.....高3で今風邪流行ってるらしく
休み率ハンパないらしいよ♪
だからやきそばパンみんな買えるって♪」
「ええ!?まぢで?いっ行こー!」
そう言いあたしはスクバから財布を取り出し
ポケットに入れて千尋とダッシュで
購買まで行く。
そこには沢山の生徒たちが集まっていた。
「う゛...ちと遅かったか。」
千尋か少し顔を歪めた。
「もーう!早く言ってよー!」
「ごっごめん。だって『ええー!?まっまぢ?』
急に売店がうるさくなる。
「そっそんな驚かないで...よ///」
その話しの真ん中には赤い顔をした梓ちゃんが
いた。

