「どうしたんすか?今日は、彼女さんが
来るって言ってたじゃないすか」
「あぁ、予定変更だってよー。大学で
忙しいんだってよー。.....で?
この可愛い子は誰ー?」
わわっ!かっ可愛いって言われちゃった...///
「加藤さん。あんまり近づかないでください。
心愛...急にごめんな」
「うっううん「心愛ちゃんって言うの!?
かっわいー♪俺、加藤聡!20歳!
病院で慧の面倒見てやってんの!」
聡ってことは.....
「同じ名前ですね!すごーい!」
「すごくもねえよ。つーか、面倒なんて
見て貰った覚えねえ─し」
「うっわ!年上に向かってこの口の利き方!
ほんと慧はだめだなあ─!」
ふふ、なんか良かったな─♪
慧、楽しそうだし
「加藤さん。病室戻って貰えますか?
今は、加藤さんの相手は出来ないので「あっあたしが帰るよ!」
咄嗟にあたしは立ち上がる
「はあ!?心愛は帰る必要ねえよ」
「そうだよ!だったら場所変えて俺の病室
来る!?」
慧が加藤さんを叩く
「とにかく心愛は帰る必要ねえって!」
「うっううん!あたしも勉強したいしさ♪
また明日来るね♪じゃ!」
「ちょっ!心愛!?」
呼び止める慧を無視してあたしは、
病室を後にした
それから夏休みは、毎日勉強ばかり
机に向かっている時間がほぼ。
だけど毎日慧のお見舞いに行った
慧が元気な姿を確認してやっと
勉強する気にもなれた
千尋と会っても図書館で勉強ばかり

