キミに送る約束~空に向かって~


ママが駆け寄ってきた


「バカッ!あんた一体どこで何してたのよ!」

「ごっごめんなさい.....「良かったー」


ママがあたしを抱きしめる


「へ─...?」

「良かった.....もう帰ってこないのかと
思ったじゃない.....」

「ママ.....あ...」


リビングから顔を出しているのは、パパ
眉間にしわをよせて怒っている...


「あ...パパ「来なさいっ!」

「きゃっ!いっいたたたた!」


パパが力強くあたしの手首を掴んでリビング
まで引っ張る


「ちょっ!いっ痛いってば!」


─パシンッ


「っっ─.....」


頬を押さえてあたしは床に倒れこむ

じんじんと痛む頬


「お前は...心配かけて─っ!」


─パシンッ


「貴方っ!」


ママがパパの手を掴む
けどすぐに振り払われてママまで床に
倒れこむ


「親にどれだけお前は心配かければ
いいんだ!ああっ!?」

「っっ─.....」

「何とか言え!」


あたしはゆっくり立ち上がって
涙を拭く