キミに送る約束~空に向かって~


「ボケッとしてるからだっつーの」

「何よそれー!大体慧はさ「っっ.....」


急にしゃがみこむ慧.....


「ちょっ、どっどうしたのよ!?」

「ここ.....あっ.....はぁ...はぁ」

「さっさと「神楽くん!?」


レジにいたいずみさんが駆け寄ってくる


「ちょっ、大丈夫!?よけて!」

「きゃっ!」


いずみさんに強引に押される


「店長!」


いずみさんは、店長を呼んで慧を運ぶ


「しばらく休んでて。姫宮さん。慧くんが
落ち着いたら家まで送ってあげて」

「はっはい.....」


あたし.....こんな時に役立たずで.....
何しているんだろう.....








それから慧を送り届けてあたしは、自分の
部屋に閉じこもっていた

─トントン


家政婦さんが入ってくる


「心愛さん。お父様がお帰りになりましたよ?
夕食みなさんで食べないのですか?」

「いらない.....お腹すいてないから」

「ですが、食べなきゃ体に悪いですし「いらなーい。
ダイエット中だから。」

「ですが「いらないってば!」


しつこい.....


「すっすみません。それでは.....」