心愛Side
慧のバイト先を知る前のあたし─.....
あたしは、いつもの用に千尋と校門から
出る
「ねぇ、心愛。あんた達何があったの?」
「.....分からないよ。あたし...重かった
のかな.....?」
「はあ?何がよ」
「想いが。慧に対する想い...」
すると千尋が鞄であたしの背中を叩く
「ばっかじゃない!?心愛もいつまでも
そうくよくよしてるからいけないのよ!
心愛が傷つくから言わなかったけどね、
あんたと慧くんが別れてうちの
生徒も慧くんの女子生徒も
大喜びなんだって!あたしちょ──...っ
ムカツクんだけど!」
「そう.....」
「ムカつかないわけ!?」
「そっそりゃあムカつくけど...ムカつくって
いうか.....「何よ!?」
う゛.....千尋さん怖いです
「だから.....何となく分かっていたし」
「え?」
「最初から釣り合わなかったのかなぁ─」
「心愛........って、わぁっ!」
千尋が口を抑えて目を大きく見開く
「どしたの?」
「こっ心愛.....」
「ん?.....へっ!?」
そこには、久しぶりに見る司くんが
いた
あれから最近あたしは司くんを避けていて
会うのも久しぶりだった
「久しぶり。千尋ちゃん。心愛も元気だった?」

