キミに送る約束~空に向かって~


──────────.....

「いらっしゃいませー」


相変わらず俺はバイト三昧
兄貴や宗佑からは、今すぐやめて治療に
専念しろとばかり言われる

けど.....そんな事してる場合なんか
ねえんだよ......






昨日の夜のこと.....

「ただいまー...」


バイトが終わって家に帰ると食卓テーブルに
家計簿が置いてあった
その隣には眠っている母さん


「何...これ」


家計簿をペラペラめくってみていた


「.....ヤバいじゃん」


そこには赤い字で数字ばかり書いてあった
だいぶ家計がキツいんだろう

俺の薬代や治療代
それにもしも入院なんかしたら.....




「はぁ─.....」

「ちょっと、レジ間違えてるんだけど」

「は.....?」


見ると俺より同い年の女がレジを
打ち直す


「あぁ...わりぃ」


嫌われているのか俺に対する態度がよくない


「あのさぁ....」


思いきって声を掛けようとした
その時