キミに送る約束~空に向かって~


─────────.....

それから部屋に閉じこもって毛布を
頭までかぶる


「何が...腫瘍だよ」


すると1階から母さんと兄貴の声が聞こえる


「司っ!まずは説明しなさい!」

「うるせえ!それより慧はどこだよ!?」

「慧のことはいいからまずは、あんたが
何でこんなに家に帰ってこなかったかを
説明しなさ.....

─ガチャッ


「おいっ!慧っ!」

「んだよー.....」


兄貴が入ってきた


「お前、何があったんだよ!何で心愛に
あんなひでーこと言うんだよ!」

「.....」

「何とか言えよ!」


─バンッ


兄貴が俺の机を叩く


「何でかって?知りたい?ははは.....」


急に笑みがこぼれてしまう


「何笑って「俺さー、脳に腫瘍できちゃった♪」

「は─.....?」


兄貴の声がかすれる


「だ・か・ら親父と同じ位置に脳腫瘍♪
困っちゃったなー」

「何だよ.....それ.....」


1階から母さんの泣き声が聞こえる


「なあ!何だよ!どういうことだよっ!
手術しろっ!今すぐしろっ!」