「迷惑なわけないだろ「だったら...。」
梓は真剣な顔で俺を見つめる。
円らな瞳に全てが吸い込まれそうだった。
「梓...?」
「あたしを慧くんの物にして。」
はっ...!?
驚いて声にもならない俺。
梓はそんなことおかまいなしに俺の唇に
自分の唇を強くつけた。
やわらかい唇。
好きな奴とするキスってこんなに
幸せだっただろうか?
梓という存在全てが愛おしくてたならない。
「んんっ.....///」
梓は唇を離すと真っ赤な顔をしていた。
「梓...あのさ「スキだよ。」
え...?
「あたし、慧くんがスキ。」
「ったく...知らねえからな!」
俺は梓に何度もキスをした。
甘く甘く...梓を自分だけの物にしたくて
梓を強く抱きしめた。

