慧Side
「心愛先輩...具合悪いのかなー。」
梓が俺の部屋で隣の家の心愛の
部屋を見ながら寂しそうに言う。
可愛い。
こんな表情全部が可愛い。
「気にすんなー。あいつ機嫌悪いと
すぐ人にあたるんだからさ。」
「...慧くん心愛先輩の事随分知って
いるんだね.....。」
梓は下を向きながら呟く。
俺はそんな梓を抱きしめた。
「ヤキモチー?」
梓は顔を真っ赤にした。
「梓.....?」
「あっあたし.....もっと慧くんの
隣にいたいって思っちゃう///
心愛先輩が羨ましいの...。
隣の家でずっと昔から一緒に
いれたんでしょう?
あたし...あたしが慧くんの隣に
いたいんだもん...。」
梓.....。
「あっあたしの思い...迷惑?」
梓は俺のひざの上に座る。
この状況...確実にヤバいだろう!

