「似合う?」
「っ///似合う...ょ///」
赤くなる梓
「毎日...つけてね?」
「もう一生これは外さねえーよ!」
「とし...さと...さとしっ!」
─ハッ!
「どうしたの?ボーっとして...」
「...いや...その...何でもねえ」
「そう?したらさ...どうする?行くよね?」
え......?
「どこ.....に?」
すると心愛は盛大なため息を吐く
「あーあ。やっぱ聞いてなかったんじゃん」
「わっわりー」
「だから。お墓!」
墓...?
「梓ちゃんのお墓だよっ!来週梓ちゃんの
お誕生日じゃないッ!」
梓.....の墓?
「ねえ、せっかくだし行こ「行く必要ねえだろ─」
冷たく俺はそう言う
ヤベ。ちょっと今の言い方はキツかったか?
「.....何で?」
予想通り怒った心愛は声のトーンを低くして
話す

