キミに送る約束~空に向かって~


──放課後


放課後になって携帯を開くと心愛から
メールがきていた


【今日本屋に寄って来たいんだ(汗
それで長くなりそうなの...
だから慧先帰ってていーよ♪】


んだよ...せっかく心愛と帰れると
思ってたのに...


「なあーにショック受けちゃってんの?」


後ろから俺の携帯を覗きこんでいた宗佑


「てんめっ!何見てんだよ!?」

「まぁまぁ。じゃ、俺と一緒に帰るかい?」

「はあ!?なわけねえだろ!」


俺は心愛にメールを打つ


【遅くなるんだったら危ねえし本屋
付き合うよ。いつもの場所まで迎えに
行くな?】


送信っと...


「ひぇー」


隣で苦い顔をする宗佑


「んだよ。その顔は。」

「お前そんな重い奴だったんだなー」


はああ!?


「違えよ!ただ夜暗くなったら危ねえし
心配だからだよっ!」

「いーって、いーって♪そんな照れなくたって♪」

「照れてねーよッ!」

「ツンデレキャラかよー♪」


ツッツンデレ!?


「ざけんなーっッ!」