キミに送る約束~空に向かって~


.....は?


「だから何だよ。」

「う~ん。心愛ちゃんはお前とずっと
一緒にいたいって思わなかったって
ことだな!」

「は!?おい、てめえそれどういう意味だ!
喧嘩でもうってんのかあ!?」


宗佑の衿をつかむ。
慌てた宗佑は口をパクパクさせる


「違っ!そうじゃねえって!だから...
心愛ちゃんは純粋ってことだろ!」


宗佑の衿を離した


「はぁ─...呆れたわ。お前には」

「はあ─?」

「お前らと一緒にすんなっつうの!」

「なっ!俺等は純粋につきあってんだよ!」

「どこがだよ。」

「あのなあ─『はいはい、静かにー!』


ダルそうに入ってきた担任

宗佑はしぶしぶ自分の席に着いた


─ホッ



っていうか...今の会話ぜってえ
心愛にだけは聞かせれねえよ!